20091231

年越し

母が幼稚園の実践集を出版する。

そのデザインがクリスマスの日に上がって来た。

しかし、それが非常に気に入らな〜い!ということで、突然かり出される。

というわけで、クリスマス翌日から水彩画のイラストを描いたり、デザインのたたき台を作ったり連日朝方まで仕事三昧。

今もその作業に謀殺されている。

今年の年越しはパソコンと向き合い続けることになりそう。

年賀状も全然出来てない。というか、もっと早くにすませるべきだったんだけど。

そんな中、昨日一本の電話を受け取った。

上海のギャラリーが私の作品に興味を持ってくれて個展をしないかというお誘い。

問題は、彼らが中国語しか話せなくてどうやってコミュニケーションを取るかということ。
教会の台湾人の友人に翻訳をおねがいしてメールでのコミュニケーションの問題は解決したけど、これからどうなるのか...。

でも、来年がどうなるかちょっと楽しみ楽しみ。

20091225

Greeting

Dear friends,



How have you been doing for this year? I hope you had a meaningful and fruitful time.

As for me, this year, I had whole my projects in the early half of this year; I stayed in NY for a month in Feb and involved IAM Encounter 2009 as a project of the S-air award 2008, and also had a very unique group exhibition which using very old house with local young artists. Both projects were very stimulative and gave me deep thoughts very much.

In Jun of 2010, I am going to have solo exhibition in my hometown, Sapporo, Hokkaido. Hope to see some of you there and if not somewhere else.

Have a wonderful Christmas and Happy New Year.

2009.Dec
Fumie Ando


Bed Project 27-29.Feb.2009
IAM ENCOUNTER2009(Ner York)/S-airAward2008


S-airAward presentation 13. March.2009 U-cala(Sapporo)


S-airAward2008 report exhibition 6-26. April.2009 Cafe
Cafe Esquisse (Sapporo)


612621  12-21, Jun. 2009 Mr.Kikuchi's old house (Sapporo)

Greeting

2009年はみなさまにとってどんな一年でしたか?

私にとって今年は活動がすべて一年の前半に凝縮された一年でした。
1月後半から3月頭まで、昨年頂いたS-airAward1ヶ月NYに滞在しIAM ENCOUNTER2009でプロジェクトを行い、3月には方向会、4月にはカフェエスキスで報告展、6月には古い使用されていない家を会場にしたグループ展「612621」、7月は北大でのTシャツプロジェクト。一つ一つが刺激的でさらに深く考えさせてくれるものでした。また、一人では何も出来ないこと、周りの人がいてこそ色々なことが出来るのだということを学ばせていただきました。本当にありがとうございます。

来年は6月にCAI02で札幌初の個展を予定しております。
来年もどうぞよろしくお願いします!

2009年12月  安藤文絵


Bed Project 2009年2月27日−29日
IAM ENCOUNTER2009(ニューヨーク)/S-airAward2008


S-airAward報告会 2009年3月13日
ユリイカ(札幌)


S-airAward2008報告展 2009年4月6日−25日
Cafe エスキス(札幌)


612621  2009年6月12日-21日 旧菊池邸(札幌)


北大Tシャツプロジェクト
2009年7月〜 北海道中央博物館(札幌)

20091214

あたりまえという幸せ




昨晩、シンガポールから家族旅行できていた古い友人アグネスと2人でお茶をする。
私と同じ年だが、私の生徒でもあった彼女も今は2児の母。

お茶をする中で、彼女の息子ルーカスがちょっと普通の子ではなくて、いろんな困難を通って来ていることを初めて知る。

英語で話していたので、内蔵の名前とか分からないけれど、彼の身体の内蔵が普通に発達してなくて、幼児期などは腸から消化途中のものが体内へ浸み出てそのリアクションで正常な状態を保つことが出来なくなり、行動や感情をコントロールできなくなったりする。また、とても音や刺激にも過剰に反応してしまうらしい。

だから、食べるものはもちろん、生活環境にも普通の何倍も気をつかう。

最初は精神的な問題なのか、それとも身体の問題なのかも分からなくて本当に困ったそうだ。
夫婦共々、自分の子どもが普通の子の様に生活できないことに本当に苦しんできたことを感じる。

しかし彼女は、「神様が私たちを特別に選んで、特別な子を私たちに与えてくれたのだと思う。彼は本当にスペシャルで、私は彼から本当に多くのことを学ばせてもらっている。」と私に微笑みなながら語ってくれた。

その彼女の笑顔は何とも言えない力強さに輝いて美しかった。

自分があたりまえに思って過ごしていること、それが実はとても幸せなことなのだという気付きのプレゼントを頂いたひと時だった。

ルーカスにメリークリスマス!

20091213

指先の心臓

昨日カッターで思い切り左の人差し指を切る。

かなり深くて、傷口が心臓になったように指先にその振動を感じる。

すぐさまカットバンをきつく締めて、防水テープも巻き付ける。
しかししっかりと固定されなくて、傷口が何度も開きカットバンが真っ赤になった。

久々の痛みに、常に気持ち指先の鼓動にむかう。

今日ようやく最新の傷テープを購入して、完全に固定。

一日経っても乾燥も化膿もしていなかったおかげでこのテープが貼ることが出来てほっと一息。

命に関わる傷じゃないけど、たった一つの傷のおかげで行動がかなり制限されている。

健康でいることの恵みを感じる。

20091201

スペシャルゲストの置き土産



先週は木曜日からシンガポールからスペシャルゲストが来る。

彼は若干36歳だけど毎年600人以上もの人を卒業させている神学校の学長さん。

友人4人と札幌を案内しながら濃密な時間を過ごす。

期待していることがほとんど裏切られ。

全く期待してないもっと良いことが沢山詰まった2日と数時間。

私たちの内にチャレンジという置き土産を置いて行ってくれた。

それに上海のギャラリーとのコネクションという意外なおまけもついてた。

さてどうなるかな〜。

20091116

おもい

ことばには力がある

しかし

想いもあなどれない

それは

ことばにならないことばとなって

自ずと発せられている

知られていないようで

知られている

隠しているつもりでも

それはすでに現れている

20091115

続けること

土曜日は、高校の後輩でもあり友人がルオー展のチケットがあると誘ってくれたので、一緒に行く。

待ち合わせ場所は、高校時代の恩師の個展会場。

先生の個展は描き続けて今回で41回目だそうだ。

41回

すごい年月だと思う。

先生が準備室で黙々とトルソーを題材にした絵を描いていた姿を今でも覚えている。

その展覧会の後、近代美術館でのルオー展に行く。

そしてもう一つ、林亨さんの個展にも行く。

歩き疲れ、最後にとっても懐かしい雰囲気の喫茶店で温かいココアを飲む。

懐かしいおいしさがあるココアだった。

喫茶店の壁にはお客さんの手作りのカードが貼ってあった。

マスターに何年やっているのか聞いたら28年という答えが返って来た。

一つのことをずっと続けることその力を考える一日だった。

20091104

しもばしら

月曜日の朝、庭を見たら一面に霜柱が立っていた。
写真を撮ろうと思って近づいて、その霜柱がなんと4cmぐらいもの高さがあってびっくりした。

ちょっと気持ちわるい。

「同じものが反復して密集しているのを見ると、人は気持ちわるいと思う」というようなコラムを読んだことが以前あるのを思い出した。

太陽の光が溢れるほどに満ちている朝だったが、空気は刺さるように冷たかった。

この日は、人にはいろんな思いが錯綜しているということ。

また、感謝の気持ちを表すにも色々な形があるということを思わされる。

ふと、大学院の最後の年のことを思い出す。

大学最後の年にスタジオが丸こげになって、卒業制作も道具も何も無くなった出来事の次に、衝撃的だった1ヶ月。

あの時は一気に体重が9kgも落ちた。その時、実家のソファーで放心状態だった私に母が言いはなったことばを思い出す。

「あなたに出来ることは作品を作ることだけでしょ。東京に帰りなさい」

20091029

先週の土曜日は久々の乗馬。

と思っていたけど....。

馬の持ち主の社長さんが、お仕事の引き馬に使うそうで残念ながら出来ないと前の日に連絡がある。
でも、馬と関わりを持ちたいので馬を出すのをお手伝いに。

と思ったら、ついた途端わたしの乗馬先生からひき馬が無くなったので「山積み」のお仕事をするとの突然のメール。

それを見て、馬出しはないけど「山積み」という作業があるのか〜と。思ってしまい、ちょうど到着したTimに「山積みってなに?」と訪ねたが「なんのこと〜?」と首をかしげられる。

それもそのはず。「山積み」とは「山積みになっている仕事」ということで全然馬と関係なかった。

あははは......。

「わたしは乗馬のことはなにも知らない」という先入観が知っているはずのことばも理解出来なくさせる。
それでなくても思い込みが激しいんだから気をつけねば。

Timが馬の爪をチェックしている間に、3頭のブラシがけをする。

2週間、誰も乗っていなかったのですごく汚かった。

一人では乗る勇気はなかったが、Timがいたので乗るか〜と言うことになり、なんと!乗れないと思っていなかったのに乗れることに。

一人じゃ出来ないけど、2人になると出来ることってあるのよね。

そして、さらにベーコン作りの達人の男性が飛び入り参加(名前忘れた)

うほっほっほ〜〜。

いつも頼っていた人がいないおかげで、いろいろ自力で頑張りどのくらい出来るのかが良くわかる。

まだ60点かな?

自分では馬銜 を一人ではめれたことがうれしかった。

上出来。上出来。

人は、教えられてばかりでは本当に出来るようにならないもんだ。

それと、興味や情熱が増し加わるのも時間をかけてゆっくり育てるもの。
人に強制されて、ほらほらと言われても無理なんだよね。

またまたいろんなことに気付かされたひと時。

20091023

正夢?

また夢話。

とうとう新型インフルエンザの波が我が家族にも押し寄せて来て、先週甥がなって、その後妹がなった。

甥っ子は、喘息もあって、しかも薬物アレルギーも勃発。
タミフルも飲めない身体になって、自力で回復。
その強靭な体力に感服!

妹は、赤子がいるかもしれないので、これまたタミフルが飲めず、自力で直すはめに。
どんどん上がる熱と闘って、月曜日には呼吸困難と手のしびれでパニクッたSOSが来る。

マスクをして”泊まり込み看護隊いざ出動〜〜!”

到着したら、なんだか家の空気がみんな汚染されているような気が.....。
どんよりした空気の中、妙に眠くなってみんなで8時には就寝。
こんな時間に寝たことないよ〜〜。
案の定4:30には目が覚めた。

その晩も、バイオリニストに続くぐらい、すごくクリアな夢を見る。
来年予定されている自分の個展の初日の夢。

作品がはっきりと一部始終見える。
もちろんカラー。
壁の4面使ってダンダンダーンという感じの作品。
(分かんないよねきっと。でも分かる人はわかるんだよ。)
会場は本当の大きさの4倍はあったな〜。
そして、キュレーターのHさんも出て来てコメントもしっかりいただく。
それも、すご〜くはっきりと何を言われたか今も覚えてる。

目が覚めて、いやにリアルだったとしみじみ感心する。

その2日後にCAI02にその日で終わりの展覧会を見に行ったら、呼び止められて展覧会の日程の打ち合わせになる。
2ヶ月も早くなってしまった。
ヤバい!
もうボヤボヤしとられん。

月曜日の夢は正夢?それとも警報装置が作動?

私って動物的?

残念ながら(?)、夢の中ですごくリアルでクリアだった作品のイメージがもう印象しか残っていない。ま、そのまま創るなんてことはしないけど。

やっぱり、それはちゃんとコツコツ自分の頭を使って考察して形にしろってことですね。

でも、クリアなイメージが残ったりしてたら、意志の弱いわたしは、惑わされるから、それを自覚して自己消去したのかも。

それもなんだか動物的だな〜。

夢はバイオリニスト?

最近強烈な夢を毎週見ている。
目が覚めた瞬間夢か現実か分からなくてクラクラしたりして。

その一つ。

なぜか私がプロのバイオリニストになってカーネギーホールでオーケストラと演奏してる夢。

その夢の中で自分が「8年前はまったく引けなかったのですが、バイオリニストになってカーネギーホールでオーケストラと演奏する幻を見、それから特訓しました。そしたら、現実になりました。」とインタビューに答えてる。

その後すぐ目が覚めて最初にしたことは.....。

もちろん、myバイオリン探し。

しばらくして、ギターを見て、「あ、夢だったんだ〜。」と現実に戻ったわたし。

何とも存在しないバイオリンを探した自分が笑える。

うっふっふっふ............

20090919

今日も馬


今日は先週に引き続き馬に乗りに行く。

ようやくネットオークションでブーツとチャップスを破格で手に入れ、借り物のブーツたちとはおさらば。
ブーツはちょっと大きいかな〜と思っていたけどスーキー用の厚手の靴下をはいたらなんとかOK.
ちょっとぐらい文句は言ってはいられない。
なんていったってネットオークション返品は出来ないし、それに乗馬の道具はみんな高くてこんな金額で手に入った方が奇跡もの。
自分のものがあることだけで感謝感謝

新しい(?)ブーツはなかなかのは着心地で、今までの借りていたものとつま先の形も違うせいかしっかりと鐙(アブミ)に足がはめられるようになって乗りやすくなった。これ以上鐙が短く出来なくて大変だと思っていたのに履物が変わるとこんなにも変わるのかと驚く。

相変わらず、馬に乗るのだけで一苦労。
ここでほとんどの体力を一瞬にして消耗する。

まず、手綱と鬣(タテガミ)をつかんで、鐙に左足をかけて、鞍の後ろに右手をかける。
そして、タ〜〜ンと右足で地面を蹴ってひらりと乗り上る。
といけたら何ともかっこいいんだが......。

タ〜〜ンと右足で地面を蹴る前までのところまでで5分ちかくかかる。
鐙の高さが、私の胸ぐらいあるから。これをやるとグリコのポーズの前バージョンのよう。
そこでいったん凍り付く。
そして、そこからは必死によじ上ると言った方が良いというような感じでなんとかのぼるという感じ。
一度乗ったら二度は乗れないので、乗ったら2時間降りない。

のぼっている様子をみて生粋のインディアンのティムは笑っていた。
「お前だってよじ上ってるじゃないか〜。」と思ったけど、彼は手術のあとで一時的に飛び乗れないだけだから言わないでおいた。

今日の収穫は、「軽早足

先週はちょっと練習したけど、本当にちょっとだけ。
それでも全身筋肉痛になった。

今日は、その「軽早足」をかなり長い時間続けた。
ちょっと満足。

そのご場外に3頭で散歩に行ったが、その時初めてラッキーが前の馬との間を詰めるために走った。

馬は乗っている人がどんな状態なのかすべて承知なのだ。

馬ってすごいな〜とあらためて思った。

きっとこやつは私がよじ上っている時「やれやれ、早くのぼりなよ〜。」とか思いながら忍耐してくれてるんだな。

ありがとうよラッキー

20090916

東京ツアー vol4

今日は東京で丸一日ある最後の日
Rと一緒に東京都現代美術館と友人のmamoruのNY友達のYukaさんが開く現代アートのギャラリーを見て、その後もり美術館へ。


東京都現代美術館ではメアリーブレア展
伊藤公象 WORKS 1974-2009を見る。




サウンドアーティストのmamoruくんのおともだちのゆかさんを訪問。
私が訪ねた時、彼女は早稲田に新しいギャラリーを開くための準備に奮闘中。

ギャラリーはめでたく9/18にオープン
YUKA CONTEMPORARY(文京区)[MAP]
http://yukacontemp.com/

今週末にはmamoruのワークショップパーティーを開催。
真空管アンプの小松音響とのコラボも実現!
Workshop-Party by sound artist mamoru will be held at YUKA CONTEMPORARY
2009.10.31 15:00-17:00 info@yukacontemp.com にて参加受付中です
http://yukacontemp.com/news/news001.html



「アイ・ウェイウェイ展 ― 何に因って?」(7/25~11/8)昨日入れなかったけど、今日は入れた〜。うれしい〜。
会場の中が撮影OKでパチパチRといっしょにとりまくる。
みんな撮ってて、私みたいにきっとBlogやFBなんかにアップするんだろうな。それがきっと森美術館の思惑なんだろうな〜。と思いつつもやっぱり載せている私。


Nadiffでの山根康弘さんの個展で今日は締める。
SWAMP(鷹野依登久/山根康弘): The scenery of a beautiful Cancer ー美しい癌の景色ー
Nadifには初めて行ったので、道が分からなくて本当に迷った。

帰り道、小さな古着屋で小さな香水瓶を収穫。
この瓶のおかげで我が家の柱を使った作品がようやく完成する。かな?

東京ツアー vol3

今日は目黒庭園美術館での「Stitch by Stitch」展をMMちゃんと見に行く。
手塚愛子さんの作品が圧巻でした。
作品の写真は撮影出来なかったので、彼女のblogで我慢。
目黒庭園美術館に展示していた作品の製作と展示過程の様子がうかがえます。

http://nikki.aiko-tezuka.com/?cid=21657

これは秋山さやかさんの作品の一部


庭園をぶらり


ミッドタウンの魚屋さんでSavannahという19歳のダンサーとRとdinner.

ディナーのあとRと森美術館へ。が、しかし....。火曜日は5時まででした。(ToT)
MMちゃん邸にRと帰って深夜までトーク。
暑いなか熱いトークが繰り広げられました。

東京ツアー vol2

2日目は横浜へ。

まずは財団法人横浜市芸術文化振興財団へ飛び込みで訪問


団法人横浜市芸術文化振興財団の入っている商工中金ビルの前にあった彫刻。
なんだか可愛くてバチリ

突然お邪魔したのにとても親切にいろいろおしえてくだり、YCCを紹介してくれる。

行ったらなんとBANKART。
名前と組織が変わったらしい。

YCCではアートインレジデンスの情報が整理されていて事前に欲しい情報を連絡していればすべて調べて教えてくれるらしい。




そのあとは一緒に付き合ってくれたKちゃんとレンガ館に行ったり散歩したりしてブラブラ〜。
最後には彼女のお宅で夕飯をごちそうになってしまった。
はじめて彼女のご主人ともゆっくりお話する時間を持てる。
Kちゃんありがとう。

東京ツアー vol1

シンガポールから札幌にまっすぐ帰らず、東京による。
ついたその日成田から神田での友人の誕生日パーティーへ直行。友人がイギリス人だったのもあって、ここはどこの国なの〜?と思うくらいインターナショナルなバーズデーだった。

翌日ずっとお世話になっていた及部先生に「これは見に来い!」と言われて母校へ。
東京の交通機関事情に疎くなって非常にゆったりとしてしまい先生を待たせてしまう。

すみません。

及部先生は私の学んでいた学部とはな〜んにも関係のない視覚伝達デザインの先生。しかし私の担当教授よりも私にすごく影響を与えている。クリストのアンブレラ計画に参加したのも彼が後ろで手を引いていたし。卒業後の職を紹介してくれたのも先生。今やっているワークショップとか全部先生の影響が大きい。人生の中でそんな人に一人でも出会えると言うことは本当に恵まれていると思う。
及部先生は私の大切な宝物の中の一つ。


その及部先生も昨年退官され、その記念紙がこれ。
「及部環境」と書いて「オヨヨン」と読む。
「オヨヨン」は及部先生のあだな。


久々のムサビ


見に行ったのは 『絵の力』ー絵の具の魔術ー という武蔵野美術大学80周年を記念した油絵学科歴代の教授と作家の展覧会。



ものすごくアカデミックな作品から現代までとても丁寧に展示してあった。
これは新館の1階にある展示スペース若手の作品が展示してあった。
この日は唯一のギャラリートークの日で、最初から最後まで2時間ガッツリと聞けてとても有意義。特に長沢秀之教授の話の中には私の琴線に触れるキーワード「塗ること」が端々に散らばっていてビンビン来た。

シンガポールツアーvol3

シンガポール最終日


昨日時間切れで見れなかったSculpture Squareへ。
この団体の成り立ちは興味はあるけど、展覧会はいまいちだったかな。

この日はバスで移動にトライ!
行きたい所がどこもMRTの駅から徒歩10分くらいある所だったので、バスで移動



リトルインディアにあるレジデンスプログラムを行っているもう一つの場所、Post Museum

この日が展覧会のオープニングで夜の7時から。空いてなかった。
そうだよね〜。

しょうがないから近くのムスタファというショッピングセンターに行ってお買い物しようと思ったら、全く違う方向に歩いてしまっていたらしく、炎天下20分近くあるく。ここまで汗をかいたことがないというくらいシャツがビショビショになった。乾くのにすごく時間がかかった。


ラッフルズシティーで今回泊めてくれたRossとその友達のAmeliaとランチ。
チキンライスおいしかった〜。ライムジュースは甘過ぎでのめなかった普通より高かったのですごく無念。



再びTheaterworksに行き、スカッシュのコートだった場所を滞在型のレジデンスに使っている場所をMalvinaに案内してもらい見学させてもらう。高級住宅街の車がないと絶対行けないようなシンガポールの陸の孤島のような場所。
ここで何をできるんだろう。と思ってしまう。
泊まる施設には改装されてないので、スタジオとして使うのみだろうがここに通うのはかなり厳しい。


朝から動きっぱなしで疲れたので、Malvinaと分かれた後チャイナタウンで一息つく。
これはマンゴーサゴ。サゴとはタピオカのこと?らしい。


本日の最終メイン。NUS(シンガポール大学)の美術館で、パフォーマンスアーティストのLynn Luさんと会う。
ここにもバスで行くことをトライしたら、思ったより時間がかかり、しかもNUSは広いし、しかもなぜか携帯がちゃんと動いてくれなくて到着してから30分以上彼女に会えなくてすごく申し訳ないことをした。
あって話して分かったのは、なんと。彼女は私の母校であるムサビに留学していたことがある方だった。
とても不思議な優雅な雰囲気の持ち主で圧倒された。


シンガポール人のアーティストに会いにいったはずなのにNUSでら日本人のブックアーティストに出会う。
名前は....。後で付け加えよう。
彼女はイギリスでブックアートを学び、渡星しブックアートのショップを開いて、今はNUS(シンガポール大学)の中に今は本屋さんを持っている。そのバイタリティーとパワーに感服感服。

その後もう一つの場所にタクシーでひとっ走り。
相変わらず、シンガポールでの日々は立ち止まることを知らない。

シンガポールツアーvol2

Lasalle College of arts
昨年お知り合いになったpainterのジョンくんに無理矢理お願いして Lasalle College of artsに連れて行ってもらう。以前は郊外にあったののにBugisに移動していてしかもモダンになっていてびっくり。

ジョンくんの紹介で2人の先生に出会えた。
Ianというひとは2000年にArtfolioというGalleryで行った個展を覚えており、また、どんな作品だったかも説明出来てびっくり仰天。生きたデーターベースというかんじだった。

もう一人のBettyは参加型の作品を作成しているアーティストで、9月になってから彼女の作品のファイルをデーターで見せてもらったが、とても共感出来るものだった。彼女と何か一緒にしたいと思う。



翌日はTheaterworksというレジデンスなどをしている団体を訪ねる。
代表の方はヨーロッパにいてお会い出来なかったが、スタッフのMalvinaに案内してもらってオフィースを見学し資料をいただく。
場所が非常に分かりずらくて、友人のJimmyがいなかったら見つけられなかった。
持つべきものは友。thank you Jimmy.



Theaterworksを出て、Jimmyとも分かれて8QというSingapore Art Museumの現代アートのための別館へ。地元のアーティスト4名の展覧会"President's Young Talents 2009"を見た。


その後Sculpture Square へでも閉館の時間で看守のおじさんに体よくあしらわれ明日おいで〜と言われてしまった。

20090819

8月の旅 シンガポール編

しばらくブログへの書き込みご無沙汰しまくり。
順番が逆だけど8月の旅の報告。

8月はシンガポールと東京に行ってきた。

シンガポールの旅の一つの目的は友達の聖書学校の卒業式に行くこと。2007年から毎年不思議なことに友達が私がシンガポールに住んでいた時に行っていた教会の聖書学校に行っている。おかげで、私は毎年彼らの卒業式の旅にシンガポールに行っている。今年はIzurin。肉体的にも精神的にも最高に引き延ばされる過酷な5ヶ月間を見事乗り越えました。well done!











日曜日、教会の後mipoちゃんと、その友達のCalvinと共にエスプラネード・シアターズ・オンザ・ベイへ散歩。
エスプラネードへの地下道の中も展示スペースになっていて地元の若手の作家の作品がずらっと並んでいました。

展覧会のタイトルは"HOME"


"Six Degrees of Separation" By Friauz Aziz


"Air-Con Nation" By Shazwany Aziz


"Habitat Table" by Shariefah Shamsir


"A Home Economics Project" By Julie Lee


"The Circus Cat prances about the Last Kkampung" By Michelle Lim