20100505

大切な人に花束を



4月30日シンガポールからの客人をホテルまで送っている道のり電話が鳴る。
KAORUさんが朝11時15分に亡くなったとの母からの連絡だった。

4月週に3回は彼女を病院に訪ねていた。
辛い体調の中も彼女はいつも明るく振る舞っていた。

「お花のあるところは良いところ」。
そう彼女は語り枯れかけている花もテーブルの上に置いて沢山飾っていた。

彼女の慰霊は沢山の花に囲まれていた。
最後のお別れの時にも、遺体が溢れるほどの美しい花に囲まれていた。

しかし、もう彼女は見ることもその香りを楽しむことも出来ない。

生きている間にもっともっと沢山の花で彼女の部屋を飾ってあげられたら。
美しい花で満たされている棺を見ながら思う。


f.

5月1日

20100413

カポーティー

先週、録画してあった『カポーティー』をみる。

1959年に実際に発生した殺人事件を作者が徹底的に取材し、加害者を含む事件の関係者にインタビューすることによって、事件の発生から加害者逮捕、加害者の死刑執行に至る過程を再現した。犯罪ノンフィクション『冷血』(In Cold Blood)が出来るまでを映画化したもの。

この作品の取材中に、加害者との交流を深め、「加害者を少しでも長く生きさせたい」という気持ちと「作品を発表するために、早く死刑が執行されて欲しい」という2つの感情の葛藤にさいなまれたカポーティーの様子を巧みに描いている。


映画の最後の方で「助けようと思ったけれど助けられなかった」と嘆くカポーティーに、おさななじみのハーパー・リー(アラバマ物語の作者)が「助けたいと思っていなかったのよ」とドライに言うシーンが胸を刺す。


それは、心の闇に光を投じる言葉のようでもあると思い噛み締める。


"tears are shed over answered prayers than unanswered ones." Truman Garcia Capote

(答えられなかった祈りより、答えられた祈りに私は感動する)



20100324

久々の東京


先週末久々の東京。

始まりはNYからIAMファウンダーのM氏が来るからコアメンバー(何もしてないけど)で会えないかという話があって、う〜んどうしようと思っていたら、そのあと恩師から「teratoteraというのがあるから来なさ〜い。」とかなり強引な声がかかり。2つもお誘いが来てはこれは行かないといかんか〜ということになり、重い腰をあげひとっ飛び。

札幌はまだマイナス。東京は最高気温20℃。
お花がそこら中に咲いていてなんだか別の国に来たみたいだった。

日程も4泊3日の強行軍で、それも海外旅行みたい。

笑



1日目
東京都現代美術館、原美術館、メゾンドエルメス、札幌では車ばかりに乗って身体を甘やかしてばかりだが、ここに来るとひたすら歩き続ける。

東京は表面的にはとてもハードだけど、中に入るとこれがまだまだ下町の暖かさがあったりする。

道を聞いても、おじちゃんもおばちゃんもとても親切に答えてくれ、なんだかほっとする。そして、まだ日本は大丈夫かもしれないと思う。

そして、夜は居候先の引っ越しの手伝い。終わってほっと一息お茶したらもう午前2時。

2日目
新国立美術館での「アーティストファイル2010」を見た後YUKA CONTENPORARYでの友人の個展へ。間違った出口にでて8分の道のりが30分になったり。おかげで両足筋肉痛。

オレンジソーダーのパフォーマンスをしながら語るMくんの言葉はじわじわと私の心に染み通る。

締めはKちゃんとMF氏とディナー。

NYから成田に着いたばかりで時差ぼけ真っ最中のMF氏。運動不足なのに歩き続けてよぼよぼの私。でも、その対話の中で大切な確認や、全然書けなくて煮詰まっていた書類のアイディア、そして、沢山の励ましと気付きも与えてもらえました。

MF氏とのディナーをアレンジしてくれたKちゃんありがとう。

IAMの基本はやはりRELATIONSHIPなのです。

3日目
新国立美術館と森美術館に行ってから、再びMくんと再会。待ち合わせは、メゾンドエルメス。向こうから13:00と言って来たのに、13:30と勘違いして40分くらいエルメスの前で待つ。ランチをたべながら彼の近況や彼の作品を買ってくれたコレクターの話を聞く。

自分が豊かになるために投資をするのではなく、新しい価値を築き上げるために価値あるものに投資する人が日本にもいるのだということを聞くことができて希望をもらう。

その反面。わたしは自分から話せることが今はない。まだちょっと時間が必要だな〜。あう〜。

その後、M君とMF氏のメッセージを聞きにGrace City Church Tokyoへ 。
思わぬ人との再会をする。

吉祥寺ではO元教授と再会。

韓国でのワークショップを弾丸のごとく語る先生が何ともパワフル。どうか長生きして下さい。





O先生と一緒に行ったteratotera活気に満ちてました。

進行のダラダラ感がなんとも若者的という感じ。でも、すでに疲労困憊状態だった私にはちょっと辛かった。

トークは、ん〜。でも東京文化発信プロジェクト室のMさんのお話を聞けて良かったと思う。あと、司会のOさんの地元で逃げ道がない状態で勝負しているありのままの姿が好感度満点。お友達になりたいと思ったけど声をかけられなかった小心者の私。

今日は、懐かしい人に会う日で、ここでも大学時代の同級生に再会。
彼女は全然変わってなくてなんだかとてもうれしかった。

4日目
一度寝坊して飛行機を逃したことがあるので、ヒヤヒヤものだったけど、ちゃんと朝7時の飛行機にも乗れてほっとひと安心。

それにしても、いっぱい課題を背負って帰って来てしまった。イヤイヤ。



fa

20100315

見えない空気

金曜日に父が急性アルコール中毒で救急車で運ばれた。

「酔っぱらいに救急車だなんて大げさな」と思ったが、血圧計が挟まれている指が黄色くなっているのを見た時はっとする。

土曜日に街に出て、人身事故でロープが張られて通行止めになった地下鉄のホームの向こう側を見て見えない死というものの空気を感じる。

そして、救急車の中で、父の汚物を整理している人たちの姿と、見えない向こう側のホームで肉片と血を整理している人たちの姿が重なる。

頭の中で何かがグルグルと回る。

胸がギュ〜っと締め付けられる音がした。

20100311

○○回目の誕生日

先週の金曜日は○○回目の誕生日だった。

その前日にちょっとだけ切羽詰まった状況になって、デトックスのためfacebookに一文字"stress"と吐き出したら、なんとその書き込みに誕生日のGreeting messageが次々と書き込まれた。

なんでみんなここに書き込むかな〜。と苦笑(^^);

でもなんだかその現象に、あり余る祝福と恵みを感じる。

facebook書き込みだけに留まらず、メールやmixi、プレゼントをくれたり....。

誕生日を祝ってくれたみんなみんなありがとう。