20081128

a line project 4 -IAM conference2007-

NYで集めた線たちの一部
- Lines of love -

a line project 4 -IAM conference2007-





a line project 4 -IAM conference2007-


IAM conference2007の審査展にアリアンスの小品展で出した作品が通過した。カンファレンスホールの脇の小さなスペースに展示される。
そこでもまた、線を集める。

a line project 3 -book- vol3 (english)

- a line -

The journey of life is long.
Many times, I was tired to keep walking.
Some time, I wanted to give up everything.
Often, I felt I’m nothing.
I frequently wanted to finish my life.
I went through one of the dyeing processes in my life.
In the process, I could hardly see the end.
However, there was nothing useless in our life.
It was the most fruitful time for me.
When I knew I was nothing, I understood what was given to me.
When I knew I’m not living by my will and strength but I’m set in an eternal stream, my heart filled with gratitude.
New buds come out after the death.
Waiting is not passive attitude but very active.
It’s the attitude, static action to go on to the next phase

Every year people celebrate Christmas in the world.
Christ came to create image of LOVE, so that people can see it.
He was born to die.
He shed His life like a dust on the ground to give eternal life to us.
In that day, he became nothing.
That was a begging of the greatest art project of God.

“ Unless a grain of wheat falls into a ground and dies, it remains alone; but if it dies, it produces much grain. ”John12:24

Flower is beautiful because it does not remain forever.
The flower will die to bear fruits.
The fruits bear seeds.
Seed bear a life.
We can see the new life beyond from the death.
From the process of the death produce new life.
"Is it possible to create artworks, die my selves, without express myself?"
This is a question, I have been asking for my self for a few years.

One night I remembered a bible verse.
“Like wise the Spirit also helps in our weakness. For we do not know what we should pray for as we ought, but the spirit Himself makes intercession for us with groaning which cannot be uttered.” Rome 8:26

There are many deferent ways to pray.
In that case, if we draw a line with our prayer, that can be an image of our prayer.

Prayer can be an image.

At the midnight, I picked up a pencil and a sketchbook, and I drew a line.
Some feeling, I cannot express, came out from my heart

I drew many lines again and again.

I drew a line, thinking about people who kill their life.

I drew a line, thinking about young men who kill parents who gave a life to them.

I drew a line, thinking about the children who were abused and killed by parents who should love them.

I drew a line, thinking about people who living with fear of bombs in the faraway country.

I can’t help them.
I can do nothing for them.
My hands are too short to reach out.
I drew lines, thinking about those people.
Some feeling, I cannot express, came out from my belly.

I believe everybody has creativity.

In the Genesis, God said “Let Us make man in Our image”
If God made us in His image. He definitely imparted His creativity to us. So that anybody can be artists.
They just don’t know how to express.
How about you?
Do you think you can’t draw?
Do you know that we can express many things through only a line?

Many times, we can find person’s character, strong-willed or delicate, from the handwriting.
That’s mean we reading many in formations from them.

A line. We can put many things in a line.

Messages, we want to share.
Thought, which nobody know.
Impression, we cannot express.
Resentment, burst into flame.
Joy, trembled our heart.
Groaning, cannot be uttered
Peace, calm our heart.
Pain, nobody understands.
Dreams, almost give up.
Love, cannot contain.

Everybody have something in their heart, which they cannot express.

Why do we express?
Show power?
Self-actualization
Conform themselves?
Love each other?

A line on a paper which drawing by someone.

It contains his heart.
It’s is a piece of his life.
It’s just a paper kind of rubbish for the person who is not interested in.
It might overlook and throw out.
I took it and give it life as an artwork.
This is also a process of death and Resurrection.

20081127

a line project 3 -book- vol2

作成した本の文章

- a line -
人生の旅路は長い。
歩むのに疲れることたびたび。
もうどうでも良いかなと思うことしばしば。
自分の小ささを思い知らせること毎日。
生きていたくないと思うことひんぱん。

それもまた死のプロセス。

死のプロセスの最中にはその終わりはなかなか見えないもの。
しかし、それでも一つも無駄なことはない。


それがわたしの人生の中でももっとも実りの多い時。

何もないことを知る時、自分に与えられているものを知り。
自分が自分の意志によって存在しているのではなく、
思いをはるかに越えた流れの中に自分が生かされ、
運ばれていることを知る時、感謝が溢れる。

死の後には新しい命が芽吹く。
待たされること、待つことは、決して受け身のことではなく、
次に進むための、非常に能動的な静の活動。

毎年、世界中でキリストの誕生が祝われる。
クリスマスは、創造主がその愛を見えるイメージにするために何もないものへとなられた日。
それは「死と復活」という最高のアートプロジェクトの始まり。

一粒の麦が落ちて死ななければ
実を結ぶことは出来ない。

彼は一粒の麦となって、この地の塵のようにその命を地に注いだ。

「永遠の命」と言う、新しい命を与える為に。

花は実を結び朽ちてゆくからこそ美しい。
その死の背後に新しい命があるから。

死のプロセスが命を生む。

芸術家は、自己を表現する事に死に作品を作ることが可能なのか?
それが、この数年間の私自身への問い。

ある晩一つの聖書の言葉を思い出した。

「御霊もおなじようにして、弱い私たちを助けて下さいます。私たちは、どのように祈ったら良いか分からないのですが、御霊ご自身が言いようもない深いうめきによって、わたしたちのためにとりなしをしてくださいます。」ローマ人への手紙8章26節

祈りにも様々な形がある。そうならば、思いを込めて一本の線を引いたとしたら、それさえも祈りになるのではないか。

祈りが形になる。
真夜中に、寝床の薄明かりの側で鉛筆を取ってスケッチブックに線を引いてみた。
何か言いようもないものが腹の奥からこみ上げて来る。


ひたすら何度も、何度も線を引き続ける。

自らの命を絶って行く人々思い線を引く。

自分に命を与えてくれた親を殺す子どもたちを思い、線を引く。

愛されるべきはずの親に虐待されて死んで行った子どもたちの悲しみを思い、線を引く。

遠い、はるか彼方の国で、爆弾におびえながら過ごしている人々を思い、線を引く。

私には手の届かない、私には何も出来ない。
そんな人達のことを思いながら私はひらすら線を引く。
言いようもない思いが腹からこみ上げる。


人にはみんな表現する力が備えられている。
私はそう信じる。
もし創世記の言うとおり、人が創造主に似せて作られているとしたら、
その創造の力も分与されている。
人は誰でも表現者になれる。ただその方法を知らないだけなのだ。
あなたはどうか?
描けないと思っていないだろうか?
たった一本の線でも、色んなことを表せる。
それを知っているだろうか?


一本の線。 その中に様々なものを私たちは託すことが出来る。

人伝えたいけれど伝えられない思い。

だれにも知られたくない思い。

溢れる感動。

やり場のない怒り。

心を満たす平安。

自分でも知りたくない痛み。

あきらめかけている夢。

愛しい人への、熱い思い。

だれもが、心の中にだれにも話せない、言葉にならない思いを持っている。
 

人は何のために表現するのか?

力を現すため?

自己を主張するため?

自分の存在を確かめるため?

愛し合うため...。




人のその思いをこめた線。

知らない人が見たら、ただの紙切れ一枚。
しかし、それは描いた人の心が、
そして、その人生の一部が込められている。
人には見過ごされ、
あるいは捨てられてしまいそうなそんな存在。
それを手にとり、命を吹き込む。
作品という形にして。
これも死と復活のプロセス。

a line project 3 -book- vol1

Pepper's Gallery が主催する2007年1/15〜2/4紀伊國屋書店新宿店6Fで行なわれたYOUNG ARTISTS' BOOKS FAIRと2007年3/4〜3/24にニューヨークの紀伊国屋書店で行なわれたJAPAN YOUNG ARTISTS' BOOKS FAIRのために、友人を描いてくれて77本の線を用いた本を数冊作る。

20081126

a line project 2 -アリアンス・フランセーズーその2



2007年1月のアリアンス・フランセーズでの小品展では、作品と一緒に友人の描いた77本の線で本を作り、それと共に真っ白な紙と赤いフェルトペンを置き、観者に「大切な人を思いながら一本の線を描いてください」とお願いする。92本の線が集まる

a line project 2 -アリアンス・フランセーズー

友人に描いてもらった77本の線の一本を選んで作品し、2007年1月、絵画の場合というグループ展の小品展に出展した。


その人の思いを刻み込むという形を取りたいと思い、線をトレースして黒い画面に赤い線が浮きだすようなものにした。
それは、身体を切り刻むと肉の内が表れるようでもあり、またその線は人々をつなぐ赤い糸のようでもある。

20081125

the vestiges

今回のシンガポール行きは「アジアカンファレンス」
人を連れて行くことと、同時通訳をすることだった。

そこでは、「行いのない口先の信仰ではなく、実際に行動する信仰であり、外に出て必要のある人々に届いていくこと」を問われた。

芸術家はやはり、作品を造ることこそが、遠回りかもしれないが社会に貢献することになるのではないだろうか.....と思いながら、2005年に造った作品を思い出した。



ー痕跡ー
<行きどころのない痛みと怒り>
2005年春。中国で学生による反日運動があった。そのニュース、記事を見るたびに言葉では表現出来ない思いが胸を締め付けた。
イラクでは毎日のように自爆テロが起き、何百人という人がまるで物のように死んで行く。パレスチナとイスラエルは反目しあい。日本人は叫び、北朝鮮は頑に日本を責める。
私たちは、同時に被害者であり加害者なのだ。
世界中が、やり場のない痛みと悲しみ、怒りと憎しみで喘いでいる。
私は、自分がこの途方もない痛みと怒りの前にあまりにも小さく無力で呆然とするばかりで、出来ることは祈ることだけ。

<穴>
2005年の2月の2人展の作品の中で穴が空いている物がある。その穴は、私に十字架に打たれた釘の穴を連想させ、聖書にある「彼は、私たちの背全ての者の罪のために刺し通れ、砕かれた。」また、「敵意は十字架によって葬り去られた」という箇所を思い出させた。キリストの手と足に釘が打ち付けられた時、そこには、時代をはるかに超えた全世界のすべての怒り、憎しみが集中した。
その釘があけた穴。それは、キリストが私たちのために支払った代価の痕跡。そして、すべての憎しみと怒りが背負われた痕跡。

私たちには担うことの出来ない痛みと怒り。
それを全て背負った人がいる。.

様々な国々の友に手紙を出し、彼らの国の土を共に彼らの祈りを送ってもらう。

送られて来た土を顔料として用い、穴の空いた木の上に注いでいく。それは、それぞれの国の土地に、キリストの十字架がすでに立てられ、そこにある痛みと怒りがそこに担われていることを宣言する。

願わくば、全ての痛みがいやされ、怒りが静められますように。
哀れみと赦しの奇跡が起こりますように。

20081124

帰国



今朝シンガポールから6日間の旅を終えて帰国。
空がとてもきれいだった。

シンガポールでの5日間は休む暇もないほどのスケジュールであっという間に過ぎ、あれは夢だったのではないかと思うほどだ。
今週いっぱいかけて消化しようと思う。

20081118

a line project 1

"a line project" を振り返ってみたいと思う。
2006年の11月一人に友人に一束の紙をわたし1ヶ月間思いを込めて線を描いて欲しいと頼んだ。
一ヶ月後77本の線が集まった。一人の人からこんなにも色んな線が出てくるのかと驚かされた。
I want to look back "a line project" for a while.
In the end of 2006, I asked one of my friend to draw a line in a month reflect her emotion. After a month, I got 77 lines from her. It was so unique and I enjoyed it. I amazed that so many deffernt lines came out from one person.

20081117

meditation



今年の6月s-airの招聘作家のYoong Chiaに出会う。

彼は、アーティストトークでこう語っていた。

「絵を描くことは自分とコミュニケートすること。」

「ワークショップは他者とコミュニケートすること」

それを聞いて、自分の中で何かがストンと落ちて来た。

最近は、ひたすら塗っている。

描く、ではなく、塗る。

その行為の中で、わたしは内なる耳をすます。

20081108

エポアアートクラス



今日は6月から月1回のペースで行なっていた子ども達のアートクラスの最終クラス。
子ども達のお母さん達の情熱で始まったアートクラス。
11人で始まったクラスだったが、気が付いたら15人になっていた。

今日はロウソクの光を蜜蝋クレヨンで描いた。

子どもに教えるというのは、毎回チャレンジの連続
いつも終った後は課題の山。

今日も終わり方に非常になやむ。

来月はこの6回の展覧会子ども達の作品がいっせいに並ぶ。
それを見るのがとても楽しみ。

20081107

ブログ開始

3度目の正直のブログスタート
今まで2度ほどブログを開いたが、うまく更新できず浮遊して止まっているものが2つある。
さて、これちゃんと続くでしょうか