20090619

しなやかに闘うということ



先日、NHKのBSで「知られざる奇跡の行進」という番組を途中から見た。

それは1989年10月に旧東独のライプチヒで行われた市民7万人による無血デモのドキュメンタリー。
http://cgi4.nhk.or.jp/topepg/xmldef/epg3.cgi?setup=/bs/premium8-tue/main

そのデモが天安門の二の舞にならないように奔走した6人が、そのメンバーの一人である、クルト・マズーア(ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の常任指揮者)を通して、7万人の民衆と、その群衆を制しようとしていた軍隊に放った声明文がわたしの心をとらえる。



「共に社会主義の今後を話し合うための、
 
 自由な意見交換を実現するために、

 どうか冷静になってください」


(記憶で書いているのでちょっと正しくないかも)


相手を批判すること無く、しかし、正しいと思えることを相手に伝える力、その力がわたしにも必要だとその番組を見ながら自分の心に語った。

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