ただいま500m美術館が続けて開催されている。
それももうすぐ終わる。
そして今年も終わりに近づいている。
今年は色々なことがあった。
今はけっこう頭が真っ白状態。
来年はどんな年になるのやら。
そしてどんな年にしたいのか。
停止しかけている思考のネジをもう一度まき直しにかからないといけません。
作品と活動の記録もろもろ



先週、録画してあった『カポーティー』をみる。この作品の取材中に、加害者との交流を深め、「加害者を少しでも長く生きさせたい」という気持ちと「作品を発表するために、早く死刑が執行されて欲しい」という2つの感情の葛藤にさいなまれたカポーティーの様子を巧みに描いている。
映画の最後の方で「助けようと思ったけれど助けられなかった」と嘆くカポーティーに、おさななじみのハーパー・リー(アラバマ物語の作者)が「助けたいと思っていなかったのよ」とドライに言うシーンが胸を刺す。
それは、心の闇に光を投じる言葉のようでもあると思い噛み締める。
"tears are shed over answered prayers than unanswered ones." Truman Garcia Capote
(答えられなかった祈りより、答えられた祈りに私は感動する)
あっという間に2月になって、このままではいか〜ん!
真っ白になった庭に飛んで来た真っ赤な帽子をかぶった赤ゲラを眺めながら、日曜の朝の光景をしみじみ思い出す。